本日は高齢者クラブの総会、おめでとうございます。
さて私は先日、徳島県の上勝町の町長さんのお話を聞く機会がありました。 その町は持続可能な社会作りのために、さまざまな政策を展開しており世界的に有名な町です。皆様の中にもテレビや新聞、雑誌でごらんになった方々も多いと思います。 町長の講演会が東京で開催されることが判り私はすっ飛んでゆきました。なぜ議員がそれらの人々の話を聞きに行くかと申しますと市議会議員の役割の一つに政策の提言があるからです。私は松本市政に良い政策を提言したいと思いました。 上勝町長の話から、今日は高齢者が元気になるための提言をしたいと思います。 上勝町は人口2000人、2人に1人が65歳以上の村です。 ところが高齢者、特におばあちゃん達が何億円もの収入をあげ所得税を納めているのです。何をしているかといいますと「刺身やお料理に使う『妻』」を売っているのです。 高齢者がインターネットを使い、注文を受け、午前中に山や畑にとりにゆき、午後は出荷、飛行機で東京へ運ばれ夕方には料亭で使われています。 そのお陰でこの町では病院通いをしていたお年よりはなくなり、元気な高齢者ばかりになったということです。現在、世界11ケ国から年間4000人が視察にくるといっていました。 妻を売ることを考えた職員は「人は出番があり、評価され、社会とつながっていれば元気でいられる」と言っています。 当然、健康保険の病院などへの支出が少なくてすみます。病院への支払いが少なくなることは松本市にとっても非常に有難いことです。どうか、皆様も家族に地域に喜ばれる出番ずくりを模索することを提案したいと思います。 夫は娘の子供3人の送り迎えをしています。共働きの娘はもとより、孫もおじいちゃんに送り迎えしてもらい大喜びです。 今日は上勝町の町長のお話から私が感じたことを話させて頂き挨拶にかえさせて頂きます。ありがとうございました。写真はおじいちゃんが送り迎えしている孫たち。この写真の後、もう一人が誕生しました。
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