21.2.14下諏訪町サロン「しもすわ」に伺いました。サロンでは毎週「あの人の話を聞く」のイベントをしています。昨日は私が依頼されました。私は議員になり感ずること、議会での発言などについて話しました。サロンは樽川通子さんを代表にして女性たちで運営されており、勉強会のほか、普段は食堂をしています。すごいと思います。 その折後町清さんにお目にかかりました。後町さんは「山崎さんしばらくです」と声をかけてくださいましたが、しばらく思い出せませんでした。しかし、お話しているうちに「本の出版をした時手紙を下さった人だった」ことを思い出しました。後町さんは詩を書く方です。昨日も作詞が掲載されている本をくださいました。感動的な詩が沢山掲載されていました。そのうちから一点、記させて頂きます。 いやがらせ やってくる やってくる 朝な 夕なに ひがな一日 取立屋がやってくる どん どん どどん たいこをたたくように ドアを打つ 蹴る 身に覚えのない借金に 何故 知らぬ間に 主人と娘の過ち 甘い融資に 甘い考え 利息が払えず次から次へ 五十万円借りたのが あれよ あれよと 数ケ月で一千万 テメエ 借りたら返せや 子を売れ 朝八時から夜九時まで いやがらせ 主人は心筋梗塞で病死 娘は家出 やってくる やってくる ひがな一日 チリ チリ チリ 電話がなり ドン ドン ドン ドアが打たれる これ何?
その他にも「フンドシとモモヒキ」「宝たち」「弟よ」「母の日に」「春ちゃん」「エプロンのポケット」など感動的な詩が一杯でした。彼女の詩を一冊の本にしてあげたいと思いました。後町清さんにお目にかからせて頂き良かった。いつかお話をお聞きしたい…そんな思いを抱き帰宅しました。21.2.14
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