21.2.3 松本市国道158号整備促進議員連盟では21年2月3日長野県議会、長野県建設部、国土交通省関東地方整備局長野国道事務所へ国道158号線の陳情に行きました(この事は後日に記述の予定)。その時「国土交通省関東地方整備局長野国道事務所所長が議員に資料を下さった」と議会事務局の職員の方が帰りの車中で資料を配ってくださいました。(資料の出展「日本の水資源」(国土交通省土地水資源局水資源部)並びに「気象庁変動監視レポート2007より引用」) 降水量のことが書かれていました。降水発生回数の年次推移が書かれていました。1時間降水量50mm以上の降水発生回数S52〜61年(a)は平成200回、s62-h8年(b)は平均234回、H9-18年(c)は平均313回とc値はa値の1.7倍となっていました。又、1時間100mm以上もS52~61年は平成2.2回、s62-h8年は平均2.4回、H9-18年は平成5.1回とc値はa値の約倍になっていました。 又、日降水量200mm以上の年間発生回数は1976-1987年の平均は120回に対し、1988-1997年は150回、1998-2007年は184回であり、1998-2007年は1976-1987年の1.5倍となっていました。 車内で数値をみて同僚の議員に「降水量が、年度が上がるごとに上がっていますね。なぜこんな表をくれたのか」と思いました。同僚の議員は「『雨が降る』ということは土砂災害が発生する恐れが高くなるということではないか」と言いました。更によくみると年間の平均降水量はそんなに変わっていませんが洪水が増加しています。つまり一時的にふる降水量が増えていました。私は降水量の推移の資料を下さった理由がわかりました。しかし、「なぜ降水量が多くなったのでしょう。地球温暖化で降水量が多くなったのでしょうか」と誰に言うとも言いました。
帰宅しインターネットで地球温暖化の影響予測(世界) を調べてみますと次のように書かれていました。一部抜粋します。IPCCが第3次レポートで発表したように、このまま温暖化が進み、2100年に地球の平均気温が最大5.8度上昇したとき、地球はどうなるのでしょうか? (1)海水の熱膨張や氷河が融けて、海面が最大88センチ上昇します。 (2)現在絶滅の危機にさらされている生物は、ますます追い詰められ、さらに絶滅に近づきます。 (4)降雨パターンが大きく変わり、内陸部では乾燥化が進み、熱帯地域では台風、ハリケーン、サイクロンといった熱帯性の低気圧が猛威を振るい、洪水や高潮などの被害が多くなります。 (5)気候の変化に加えて、病害虫の増加で穀物生産が大幅に減少し、世界的に深刻な食糧難を招く恐れがあります。
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