松本、長野、両市長の新年の挨拶を聞く機会がありました。 場所は異なりますが、共に新年会でした。菅谷松本市長の挨拶には健康に関する部分が多く、長野市長の挨拶には経済に関する部分が多く語られていました。 私はそれぞれの市長の今までの生き方が大きく関わっているのではないかと思いました。松本市長は医療に関わって来られた方ですし、長野市長は会社経営に関わってこられた方です。
其々短時間での挨拶でしたが、特に印象に残った点を記します。 まず、菅谷松本市長。21年1月6日 新年祝賀会で経済対様について「昨年末、緊急対策本部を設置し、総合的な対策を展開しています。今後も対策の強化を図るとともに新年度の予算編成においては徹底した歳出見直しによる財源や市債の活用により、投資的経費を確保し、地域経済回復の下支えとなる役割を果たしてまいりたいと考えております」と述べていました。 そして今後の政策について「健康づくり、危機管理そして子育て支援の3kプランを、より充実、発展させるとともに『健康寿命延伸都市・松本の創造』を市政の最重要課題とし取り組んでまいりたい」としていました。
次は鷲沢長野市長。17日、ある会の新年会で鷲沢長野市長は「真の地方分権の時代は遠い。ほとんどが国の規定で仕事をしなければならない。又、銀行の判定基準が変わり借金は不良債権と認定されるようになった。不景気の今日、セーフティーネットが必要であるが、その役割を果たすのは農業であると思う。昭和40年代まで労働者は農業と勤労者という二束のワラジ履いていた。しかし、現在、勤労者は勤労のみに従事するようになった。セーフティネットがなくなってしまった。今こそ農業をセーフティネットにしなければと思う」という趣旨の話をされました。
事後談ですが農業のセッフティネットについて私も、常々そのように考えていましたので嬉しく思いました。食料だけでも「自給自足」をしましたら、生命だけは保たれます。友人たちに「市長が農業のセッフティネットの話をした」と話しますと「畑をかりて野菜づくりをしましょう」となりました。友人の知人の畑を交渉して頂くことになりました。21.1.18
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