松本商工会議所から「見たり聞いたり」という小冊子が送られてきました。技術支援コーディネーターのことが記されていました。先日松本市工業支援センターでコーディネーターのことをお聞きしましたが、理解できませんでしたが冊子を読み理解することが出来ました。 不況の中でも頑張っている企業がいくつか紹介されていました。その一つにラーメン店がありました。早速訪れてみますと本当に行列が出来ていました。少し待ち食べることが出来ました。若い青年たち5人で一生懸命サービスしていました。どこが違うのか「味のみなのか」、しばし考えにふけりました。そして、又、冊子を読みましたが理解できませんでした(21.1.15)。
それから3日後の21年1月18日、私が喫茶店で本を読んでいると知人が手持ちぶさたに「一緒に座らせてもらっても良いですか」ときました。私はすることがありましたので困りましたが「どうぞ」と言いました。しかし、知人は私が持っていた疑問にヒントを与えてくれました。 別に話もないので冊子を見せ、ラーメン店のことを話しますと彼は、その店の事をよく知っていました。社長の開発した味のラーメンを地元の熊谷製麺で作ってもらいセブンイレブンで販売し、且つ店舗営業もしていることを知りました。早速カップラーメンを買ってみました。ラベルに営業店の名前が書いてありました。なぜ行列が出来るラーメン店なのか。そのなぞが解けてきました。 カップラーメンを食べた人が店で食べてみたくなりラーメン店に行くようになったということでしょうか。 カップラーメンを店舗で食べてみたいニーズがあることに社長は気がつき、セブンイレブンでまずカップラーメンを販売。つまりカップラーメンをラーメン店の宣伝に使った。セブンイレブンは非常に集人力の高い、且つ、信用のある、且つ地域全域に展開する店舗です。その結果、カップラーメンを売りながらラーメン店の宣伝をすることとなった。こんな構図でしょうか。 私なりに人が集まることとなった理由を理解しました。宣伝にはお金がかかりますが新たな宣伝の方法では…。その発想がすごいと思いました。
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