新しい年、おめでとうございます。 今年も明るく前進したいものです。
とはいっても100年に一度の不況の嵐。その嵐が松本市にも押し寄せてきた感じがします。私がお世話になっているお店も近く閉店とのこと。 今日の新年会でのこと。知人の社長は「売り上げが減ったので職業チェンジも考えなければ」と言われました。しかし、そこに居合わせた農業関係者を商売にしている社長は「昨年は売り上げが伸びました」と喜んで話ました。私はその話を聞き「これからは農業の時代になるのではないかと思います。農業もちゃんと調査研究して携わっていったら採算がとれるのではないかと思いますがいかがでしょうか」と言いました。 すると前述の社長は「米では食えないといわれていますが自分で産直をし採算を取っている農家もあるのです」と言われました。
昨年は世界中、食の安全が問題となりました。日本はもとより世界中、安全な食品を求めています。先日岩手県を訪れ外務省の役人であった岩手県知事のお話を聞く機会がありました。知事は「これからは安全な食品を輸出する時代です。岩手県は食品の輸出に乗り出します」と息巻いていました。
職業のチェンジを検討したいといわれた社長は「実は以前より野菜づくりをし、職業として成り立つかどうかを検討してみたいと思っていたのです。空き農地はないでしょうか」と言われました。新規農業就業者が増える事は松本市にとっても嬉しい事ですので私は「必ず探します」と約束して帰りました。
その後私の住む松本市島内地区北方町会の新年会に伺いました。そして、前述の話をしました。北方町会の地域は農業地域です。しかし、農業は採算が合わないと農業を投げ出している人が多いのが現実です。昨年、岩手県のシイタケ作りを視察しました。その方は研究に研究を重ねシイタケ作りを経営として成立たせていました。 北方町会にも「採算の合う農業に取組んで下さる人が現れたら良いなー」と思いながら新年の挨拶を終わりました。
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