山崎たつえの視点 日々雑感



Recent articles
11/03 
GoTO対応、民泊「森のハイジ」へどうぞ
11/03 
80年を振り返る
09/29 
「政務調査の旅」を出版
08/01 
「私は80歳 100歳時代のスタート点にたって」を出版しました。
02/10 
1 松本市の一番が、又、一つ増えました。個人所得が一番低い事が判明しました(19市中)。松本山雅のページを御覧下さい。 2 松本市の真実を記した本「市議会議員は見たパート2(23年-27年)、そして、その後」を出版しました。
11/07 
松本山雅と市長選挙、市議会議員選挙
11/07 
私は「恐ろしい」と感じた。菅谷昭松本市政、松本市議会!
10/30 
松本市民の健康づくりが危ない?
10/19 
松本市の原発避難者支援の裁判を振り返って
07/17 
放送大学同窓会への情報公開請求のその後
02/18 
山崎たつえ通信49号
02/08 
山崎たつえ通信52号
01/28 
山崎たつえ通信51号
10/24 
医療と介護
04/25 
老いも若きも健康維持のために、良き生活習慣を。
04/25 
70代で「民泊業」をはじめる。そのために「英語の再教育」にチャレンジ
12/06 
改めて反論! 
12/06 
松本城と市役所再建の調査レポート
12/06 
松本城と市役所再建の調査概要
06/15 
情報公開拒否を続ける放送大学、同長野同窓会
07/13 
山アたつえ通信45.46号
01/25 
山アたつえ通信44号
10/21 
山崎たつえ通信43号
10/21 
山崎たつえ通信42号
03/23 
山崎たつえの市議会議員日記41号
03/23 
山崎たつえの市議会議員日記40号-2
03/23 
山崎たつえの市議会議員日記40号
12/27 
私の野菜作り物語
12/27 
山崎たつえの市議会議員日記39号
12/27 
山崎たつえの市議会議員日記38号

目次へ
このページは、山崎たつえが日々思うことを綴る、日記のページです。
2007/08/14
山崎たつえの市議会議員日記パート(4)
19.6.17-6.30
山崎たつえの市議会議員日記 パート4
19.6.17
14日の日記に書き加えます。経済環境委員会の時、最低賃金法の抜本的改正と均等待遇の実現を求める陳情が出されました。その検討に当たり担当課より「長野県の最低賃金は1時間655円であり、それは労働者の生活費や使用者の能力などを考慮して決められる。又、パート労働法の改正が平成20年4月より施行される」との報告がありました。スウェーデンなど北欧はパートと言っても時間が短いのみで待遇は正規職員と全く代わりがないのに日本は大幅に異なります。年金もありません。そして、その多くが女性です。女性は働いているときは低賃金で貧乏、退職後も厚生年金もかけていないので貧乏という事になります。パート法の改正(平成20年4月施行)で女性たちの待遇は多少良くなりますでしょうか。母子家庭になり途中採用では安定した仕事も得られず、一日いくつもの職場をパートで渡り歩いている女性たちの姿が脳裏を掠めました。私はこの審査案件に文脈などの不満はありましたが「低賃金、パート法の犠牲になっているのは女性達なので賛成します」と発言し賛成の起立をしました。
改正パート法では「労働条件の文書交付、説明の義務化、そして通常労働者と同じような勤務状態の場合は差別的取扱いをしない。通常勤務者への転進を推進するための処置を義務化していく」などが決められていました。事業主などへの支援もあり実施への移行事業主に助成金も支給されることになっています。

19.6.18 松本市長(農政部長)とファインフーズ社長へ次のようなfaxを送りました。
「ファインフーズ製品の消費拡大のための検討」
----山崎たつえ日記より---

19.8.19時間を見つけて発芽玄米の本を読みました。発芽玄米は有益な食品という科学的な後ろ盾もある事が判りました。村瀬議員と「発芽玄米をよりやすく売るにはどうしたら良いか」について午前9時より茶房で話合いました。原料を安い米にするより方法はないのではないかと思いました。そして、話あった結果「一つは今のままのコシヒカリを使い、もう一つは10%コシヒカリにして後は価格の安いお米を使い安い値段の商品をつくる」という案にまとまりました。そして、それが可能かどうかを社長にお聞きする事になりました。社長に電話して来て頂きました。社長は「安い米がない。また、安い米は混ざり物が多く、作業に手がかかる」との事でした。
又、社長にお目にかかり次の事が判りました。商品のことが判り良かったと思いました。
・地域おこしのために補助金をもらってあるので地域の米を一部でも使わないといけない。
・価格の低いファンケルや大和産業の商品はドライ製法であり大袋につめる事が出来るため安く売る事が出来る。しかし、その製法は味が落ちると言われる。
・一方、ファイン・フーズの商品はウェットのため大袋にはできない。袋を開けると3日ともたない。その代わり味が良い。
・私は「コシヒカリと記すべき」といいました。すると「表示してある」との事。私は二つの製品を比較のため購入していたので帰宅して調べてみました。確かにファインフーズにもドーマにも、その表示がありました。しかし、前者の表示は言われるまで気づきませんでした。前者の表示が目に入らなかった理由が判りました。前者は赤に白抜きで上の方に書かれていました。後者は黒で目線のいくところに書かれていました。
社長と1時間30分位話していて「価格を下げる事」は何一つ出来ない事になりました。つまり、「売るしかない」ということです。しかし、社長と別れてから次の二つの事への疑問がふつふつとわきました。
@安い米の製品をつくり販売することが本当に不可能なのか。
A補助金の2億円は価格に反映できないのか。2億円といえ額は並な額ではありません。

@「安い米の製品をつくり販売することが本当に不可能か」について
私は社長と別れて後、思いました。今、日本は米が余って困っているはずです。「ない」ということは「ないのではないか」と。また、どんな米であろうと脱穀技術は同じはずです。人づてに聞くと米の価格は「ピンからキリまで」あるとのこと。原料の米代は現在30円位との事ですが、それが少しでも安くなれば製品価格も安くなるはずです。最低「ウェット商品でコシヒカリ使用のドーマ」と同価格でなければ消費者は選択しないと思われます。農協関係者に聞きますと「あいたい」で米の価格を交渉することも可能とも聞きました。二種類の製品の開発を提案します。ご検討頂ければと思います。

そんな事はないと思いますが、会社が継続するか、しないかの時に地元の米の消費拡大だけを考えているということはないでしょうね。今を乗り切るためには地元の事ばかりでなく、消費者の立場も考えて頂かなければ――と思います。私は会社が継続できなければ倒産となり、保証人となっている松本市が多大な借金の返済をしなければならないので協力できるところは協力しようと思っています。

A補助金の2億円は価格に反映できないのか。
「ウェットで、且つ、コシヒカリを使用しているイオン、ドーマより価格が高いのはどのような理由ですか」を社長にお聞きしました。
すると「製造量が少ないからです」との事。
しかし、私はここで考えてしまいました。「販売量は違いますが、建設設備に補助金が半分の約2億円も入っているのです。販売量にそれが反映できないのだろうか」と。それら費用の原価計算はどのようになっているのでしょうか。

私は以上のことに疑問を持ちました。お教え頂ければ幸いです。Fax文おわり。

私は消費者の反応を見るためもあり販売してみることにしました。2人の友人に買って頂きました。しかし、声をかけた人の反応はさまざまでした。「高いので」「発芽米製造の釜を2万円で購入してある」「前に買っていたが、炊飯用の玄米に切り替えて食べている。その方が安い」など等でした。購入下さった2人は知識を持ち合わせていましたが今まで購入しなかった人でした。
私は社長さん方と話合っていて、かなり遅刻してしまいましたが、午前中の予定の栄養士研修会へ行きました。

午後は松本市衛生協議会の総会でした。経済環境委員会はお招きを受けました。高齢な会長さんは身体を係の方に支えられながら登壇しました。何回か倒れそうになられハラハラしました。島内地区の高島壽男氏が表彰を受けました。嬉しく思いました。
衛生協議会の資料並びに「廃棄物処理の概要」を読みました。衛生協議会はリサイクル推進部会、緑花対策部会、清掃対策部会、河川浄化部会に別れ、さまざまな活動をされておられる事が判りました。ゴミの再利用、廃タイヤ、買い物袋、廃油、不法投棄、ごみゼロ問題、空き缶追放、アメリカシロヒトリ、緑化意識、花を育てる活動、河川のパトロール、河川の清掃などなど大変な活動範囲です。
午後4時30分から松本市防災連合会総会がありました。会員の中から「私は会計理事と言うことになっていますが、会計帳簿も通帳も見せて頂いた事がありません」との発言がありました。では誰が会計処理をしているのでしょうか----。総会なので会計監査報告もありましたが会計が書類一つ見た事がないとはおかしな話だと思いました。議長は「今後検討します」と返答し閉会としました。なお同会の顧問には松本市総務部長、消防局長が、参与には消防著長などが就任しています。

帰宅すると机の上に5歳の孫の描いた絵がありました。ひと目で「うまい」と思いました。輪郭、線質ともに今までと全く異なり上達していました。孫も上手になったものです。
昨日の日記をパソコンに打ち始めた時は夜明けの暗闇の中、鳥のさえずりが賑やかに聞こえてきましたが、今は鳥のさえずりも静かになっています。そして、朝日が差し込んでいます。鳥は暗闇の中、鳴くのが好きなのでしょうか。

19.6.19
17日友人が「山崎さん、市長さんに一言お願いがあるのです。自分のことではありません。近くに、それはそれは、綺麗に咲く桜の木があります。しかし、その木が枯れてきたのです。何とかしてほしいのです。その事をお願いしたいのです」と言いました。私は一時間位して見に行き写真を撮りました。街路樹の何本かの桜の木が枯れていました。
友人が「どうしても市長さんに」と言われるので昨日秘書課に伺いました。秘書課では「そういう方が多いのです。すみませんが市長さんは多忙でお目にかかる時間が取れないのです」と言われました。私は「判りました。それでは担当課に伺います」と言い担当課に向かいました。実は私も市長さんに公式の席以外でお目にかかった事はありません。多忙なので…との思いもありますが担当課で用事の多くは済むからです。街路樹の課である維持課に伺い、お願いしました。桜の種類を調べて対処くださることになりました。
(一週間の後、三村課長より「昨年も手をいれてありますが、今年も善処します。もしどうしても育たなければ来年同じ種類の桜を植えます」との連絡がありました。早速友人に報せますと喜んで下さいました)。
発芽玄米を会社より配達して頂きました。消費者の反応をみるためです。友人の家に行き発芽玄米の話をしました。2人の方に買って頂きました。
夕方、仲代圭吾・行代のコンサートがありました。大好きな歌手ですので松本でのコンサートには必ず行きます。ご夫婦のハーモニーが素晴らしいと思いました。心満ちて帰路につきました。

19.6.20
市民生活課の方と防犯のボランティア活動について話合いました。
午後は本議会がありました。すべての議案が可決されました。その後松本市議会森林・林産業活性化議員連盟設立総会がありました。島内地区町会長と島内の4議員で健康福祉部長を訪問しました。「支援センターを島内区へ設置して頂きたい」と依頼しました。部長は「設置場所は相談業務があるため人の込み合わないところ、又、少し資料など保存するスペースのあるところが良いのではないか考えています」と言われました。私達は島内区にある幾つかの候補地を挙げました。松本市は「現地を見て検討します」とお答え下さいました。
午後7時から島内区土木委員会がありました。松本市の担当者ならびに町会長、地区の土木委員の方々が参加されていました。島内区内の河川、道路、交通安全、水路などについて担当者から説明がありました。又、ラーラ松本と安曇野市を結ぶ橋が7月25日に完成し、その式典もある事が判りました。しかし、当日は経済環境委員会の視察が予定されています。多分、出席できないと思われます。残念です。橋の建設に当たり松本市は交通量調査を実施するといわれました。以前、私は建設部長に提言しておきましたが、その事を実行して下さるのだと思いました。

今日は私が市議会議員として挨拶する順番でしたので最後に感想もかね挨拶しました。私は「松本市は土木事業の、多くの仕事を適格に、且つ、迅速にして下さっています。住み良い地域づくりのために大変嬉しく思います。又、施行不可能なところは地主との折衝の必要のある所とか、関係団体との交渉の必要な所のように見受けられます。それら折衝に地区の土木委員や町会長は大変と思いますが、よろしくお願い致します。島内地区にとりまして大きな問題は学南学北道路の問題と思います。又、今回の議題の中にもありましたが、今後は、土木事業においても騒音問題、電線の地中化問題など環境問題も加味していかなければならないと思います。とにかく私達市議会議員も出来るだけ島内地区の土木事業が円滑にできるよう努力致します。また、提案もしていくつもりでございますので、どうぞよろしくお願い致します」と挨拶をしました。
19.6.21
午前中、友人たちと安曇野ワイナリーへマレットゴルフに行きました。本当に久しぶりでした。私が選挙をしている間に四人の友人が病気で入院した事が判りました。高齢者が病気になる確率の高いことを改めて痛感しました。
午後「市川量造の天守閣保存とウイーン万国博覧会」と題する講演会を聞きました。講師は松本管理事務所の主任研究員青木教司先生でした。
「なぜ松本城とウイーン展なのか」とかねがね思っていました。しかし、講演を聞き、ようやく理解できました。テキストも下さったので帰宅し丁寧に読ませて頂きました。以下、一部抜粋します。

松本城が時代の流れの中で買却され破棄されようとしていた時代、ウイーン万博参加の呼びかけがオーストラリアから日本にもたらされました。そして日本はそれに参加する事にしました。国の万博への参加の目的の一つに「日本国内にも博物館を建て国内博覧会を催し人々の見聞を広くし知識を増すようにしたい」事が上げられていました。市川らはウイーン万博参加への「目的の素晴らしさと、ウイーン博覧会、国内博覧会への国民の期待の高まり」を見て松本城での博覧会を計画しました。五回にわたる松本博覧会開催に伴う利益で松本城を買いもどしました。「ウイーン万博がなければ市川らの松本博覧会構想は生まれなかったし、松本のシンボルである松本城天守閣は残らなかった」(青木氏資料より)のです。
 午後7時から島内児童育成クラブの総会がありました。島内区の放課後児童への政策はどうしていったら良いのか…私は模索しています。

19.6.22
友人たちと県の森に行きました。花いっぱいの会関連事業の一つが行われていました。雨のため開店はしたものの人出がなく閉店する人が多く見られました。午後7時より島内区町区の「車屋せぎをきれいにする会」に出席しました。今では川をきれいにするだけではなく、そこに住む植物や動物の観察育成まで視野にいれて活動されていることがわかりました。総会の後、地元で採れ、町区の人達手作りの蕎麦を頂きながら楽しい一時を過ごしました。私は乾杯の発声を依頼されました。「安曇で採れた米は梓川を船で渡り町区の車屋で精米され松本市内へ売られていったそうですが、その為、町区にはかつて車屋が沢山あったと聞きます。私は町区の堰を歩くのが好きです。そこに昔の水車が復元したらと思います」と挨拶しました。浜町会長さんは「山崎さんも『水車の復元をと』言いましたが私達も同じです。しかし、多額のお金がかかります。一台百万位必要です」と言われました。出水があり、緑があり、水車がある…考えただけでも楽しい風情です。
「車屋せぎ」の経過を知りたいと思いJA課長を訪問しました。課長は高島理事から頂いたという資料をみせて下さいました。資料は町区の和田弘氏が作成したものでした。私は「農林関係も判り、設計も出来、且つ、村の歴史にも関心があり」そのような人でなければ出来ない資料だと思いました。私は和田氏を尋ね「どんな仕事をされていたのですか」とお聞きしました。和田氏は「農林省関係の設計をしていました」とお話下さいました。私は和田氏が、その資料を書けた理由を理解する事ができました。

19.6.23
花いっぱいの会世界大会がまつもと市民芸術館で行われました。高円宮妃久子様がおいで下さいました。私達はお招きを受けました。式典には各国の大使も大勢出席下さいました。式典の後、アルプス公園の植樹式に行きました。宮妃の植樹の後、幼稚園児により花が植えられました。そして、種の入った風船が一斉に空に飛ばされました。風船を空に飛ばす時、奈良の鹿の事が思い出されました。奈良の鹿のなかにはビニールを食べ命を落とす鹿もいると聞いたからです。紙を素材にした風船ができたら…と風船を眺めながら思いました。
植樹祭の間松本市民劇場ではシンポジウムが行われていました。その後、二階のレストランで全国から御出で下さったお客様と大交流会が行われました。私は30分程で地元の公民館長OB会に向かいました。OB会では全員の市議会議員が挨拶しました。私は市議会での一般質問について簡単に述べさせて頂きました。しかしお料理が前にあるので気が気ではありませんでした。
19.6.24
地域の農休みがありました。みんなで焼肉食べて楽しみます。春と秋の二回行われます。農協からの還付金が資金源ですが、昨今、農協利用者が減り還付金が少なくなりました。その為、今後は会費制を取ったほうが良いのではないかとの意見が出ました。

19.6.25
 以前買い物をした所から無料の旅行券が送られてきました。友人と申し込みました。メインの蘭園は以前行った事のある所でした。後は全部お買い物店でした。私は買い物には余り関心がありませんでした。しかし、発想の転換をし市議会の経済環境委員会の視察と考えるようにしました。そのような視点で店をみますと空しい気持が吹き飛びました。観光バスの乗客はバスが止まるところ止まるところ買い物をしました。観光バスに如何にして寄って頂けるかが店舗の販売のキイポイントと思いました。友人が「○○店舗によってほしい」とガイドさんに言いますとガイドさんは「○○店舗は以前、あらゆるバスが止りましたが、今はとまりません。どうしてでしょうね。観光バスに何か悪いことをしたのでしょうか」と言いました。如何にしたら寄って頂けるか??誰もが考えるところです。

19.6.26
 午前中、長野県庁へ用事で行きました。図らずも友人の県議の一般質問の日でした。私は用事で別室にいましたので、その部屋で質問を聞きました。


19.6.27
家の雑事に没頭する。午後ハプスブルク家の歴史を書物で辿りました。現在ウイーン展を開催していますが、同家はウイーンの元王家です。又、議会から頂いた雑誌を読んでいますと金沢市で母子家庭に関する調査を行った事が書かれていました。金沢市へ電話を入れますと送付くださるとのこと、嬉しく思いました。

19.6.28
安曇野市外1市山林組合議会が安曇野市豊科支所で行われました。同組合の山林には松茸が出るらしく、会議の中で「きのこ山」の入札状況が報告されました。しかし、今年は一区画が不落に終わったとの事。そのためもあり会長は「今後この山は専門家の指導を受けながら『マツタケを採る山』から『創る山』にしていきたい」と語りました。同組合では巡視委員を決め、良い山つくりのために努力していることも知りました。しかし、会議の後「創る山とはどんな事なのか」「きのこ山の収入はどのように使われるのか」ふつふつと疑問がわきましたが、お聞きする機会もなく時間が過ぎました。
しかし、後日、そのなぞが解けました。7月2日経済環境委員会の業務視察がありました。昼食時、横山課長と山に関する話をしていました。私は先日抱いた疑問についてお聞きしてみました。課長は次のようにお話下さいました。
課長は「昨年、京都の松茸で物凄い収入をあげている所に視察に行きました。経営者は『松茸は如何にしたら出るか』天気、気温、水分、出た場所などなど長い間データを採り研究し、その結果をもとに松茸作りをしています」と話されました。これからは安曇野市外一市山林組合も、それをモデルとして行こうということです」とお話下さいました。
私は課長に「『行政に科学を』を私はキャッチフレーズにしていますが『松茸作りに科学を』というわけですね」と言いました。
また、「山から入った収入の使い道」についてもお聞きしました。課長は「会長の安曇野市長は『山から取れたお金は山に返す』と言われています。山の手入れや松茸の研究、子供たちへの森林教育などに使う方針です」と話して下さいました。私は心から納得しました。

19.6.29
先日来読みかけている「ハプスブルク家の皇妃エリザベート」の本を読みました。現在松本博物館では「ウイーン展」が開かれていますが、同展覧会当時の皇帝の妃の物語です。皇帝妃は貴族の家庭に育ちましたが父親に自由に育てられたため同妃にとって、ハプスブルク家の宮殿はまさに牢獄でした。輝くばかりの美しさとは裏腹に内面は苦渋に満ち、生涯、孤独な放浪の旅にあけくれます。私は皇太子妃雅子さまと重なりました。日本一新しい生き方をしてきた雅子妃にとっても皇室は、まさに牢獄ではないかと思います。又、雅子妃は天皇陛下との確執もあると報道されていますが、日本一古い意識の天皇陛下と日本一新しい生き方をしてきた雅子妃と合うはずがありません。しかし、私は雅子妃が選ばれたのは、やはり時代の要請ではなかったかと思います。新しいあり方への変革を社会は求めているのではないかと思います。また、皇室自身も無意識はしていませんが、変革しようとしているのではないでしょうか。
金沢市に依頼しておきました「一人親調査結果」の冊子が送られてきました。興味深く読ませて頂きました。今後参考にさせて頂こうと思います。
19.6.30
市民による「日本人の川と水への意識」という講演会がある事を新聞で知りました。島内地区には車屋堰の問題もありますので聞きに行きました。夜、やはり市民による「第5次松本市行政改革大綱」の講演会がありました。松本市の職員による出前講座でした。平成18年3月に作られた資料で説明下さいました。松本市の基本方針の一つに「行財政の経営を進めます」との言葉がありました。かつて行財政について「経営」という言葉は使わなかったと思います。その言葉から松本市は民間の経営感覚を導入する意志があることを推測しました。又、所得税と住民税が変わりますが、その説明も受けました。とても判りやすい資料で丁寧に説明下さいました。実質的には税金がかなり上がる事になります。市民の税金の使い方に対する目も厳しくなると思われますが、私も議員として適切に税金が使われるように努力しなければと思いました。
19.8.15ホームページへ。


<次の記事 以前の記事>