山崎たつえの視点 日々雑感



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このページは、山崎たつえが日々思うことを綴る、日記のページです。
2007/06/17
市議会議員になってからの私の日記帖(3)
19.6.1 ファインフーズ梓川株式会社の事が気にかかりましたので、昨日図書館から発芽玄米の本を借りてきました。いかにしたら消費者に購買意欲を持って頂く事ができるか考えながら読みました。又、昨日送って頂いた同社の貸借対照表中の不明の箇所の書類をファインフーズ梓川kkに依頼しました。
午前中は森づくりについての講演会に行きました。実際に森づくりの活動をされている方の講演でした。森林は手入れをしませんと育ちません。日本の材木は外国材に押され売れません。従って森林の持ち主は森林の手入れをする経済的余裕を持ち合わせません。
 図書館にいると友人の県議から携帯に電話が入りました。「皇太子、同妃殿下をお迎えのため安曇野市へ行きたい」とのこと。友人は松本の道路事情にうといため松本にくると良く連絡をよこします。公式の予定がなかったので私は急遽、道案内をするために友人と合流しました。
 県議の皆様は堀金支所に集合して両殿下の待つホテルへむかいました。私達は堀金村JAの角の路上で両殿下をお迎えしました。警察の車は15分前、3分前、1分前のラベルを車の横につけ通過しました。両殿下の車は私たちの前でスピードを落としました。聡明で美しい雅子妃を拝見する事が出来ました。カメラを構えていましたが車体がメインに納まっていました。午後3時に友人は堀金支所に戻りました。それから松本市入山辺にある姉妹都市の藤沢市の山荘に行くことになりました。私は友人2人を誘い4人で山荘に向かいました。
 入山辺区に入った時、話中の携帯が切れてしまいました。この地域は携帯が通じない事を知りました 。山荘はなかなか御洒落でした。空気は美味しく、緑は目を楽しませてくれました。コーヒーを頂いている時山荘の方が次のような話をして下さいました。
「昨年の7月20日、大雨が降り土砂くずれとなり、道路が遮断されました。『お客様や地域の人に病人が出たらどうしょう』と思いました。もっとも道路があっても消防署から1時間はかかります。本当はヘリポートがあったらと思います。昨年藤沢山荘で病人が出たときも消防署に電話しましたが一時間かかるとのことなので自家用車で病院へ行きました。又、この地域は携帯も通じません。携帯が使えるようになれば…とも思います」。
話を聞きながら「この地域に携帯が通じるようにする事そして、へリポートの設置、道路の改修の必要性」を感じました。
有意義なひと時を過ごしました。

19.6.1 朝、ファインフーズ梓川株式会社から送って頂いた書類を見まして頭を抱えてしまいました。
アルプスあづみの公園で全国「みどりの愛護のつどい」があり招待をうけました。入場時、飛行機に乗るときのような厳しいチェックを受けました。式場につくと多くの方々がすてに座っていました。私は三通目の席に座りました。合唱や雅楽の後、式典が始まりました。両殿下は終始にこやかな表情をされていました。みどりの活動に貢献した方々の授賞も行われました。式典の後、植樹式がありました。私たちの前5m位のところを両殿下が通られました。私は思わず「雅子さま」と声を上げました。こぼれるような笑顔で振り向いて下さいました。しかし私は声をかけ手をふっていたので写真がうまく撮れませんでした。横にいた男性議員は「男はそういう事はできない。山崎さんのお陰で良い写真が撮れたので送って差し上げます」と言ってくださいました。
午後は諏訪市で○○同窓会総会がありました。総会の後、慰労会がありました。会長さんは「山崎さんの市議会議員当選祝いもかねて懇親会を開きます」と挨拶下さいました。心からの挨拶に嬉しく思いました。

19.6.3島内春季体育大会でした。バトミントン、グランドマレットゴルフ、卓球が行われました。4人の市議会議員は3ケ所に別れ出席しました。最も参加人員が多かったのはグランドゴルフでした。
式典の後、鈴木町会長さんと梓川の河川敷にあったマレットゴルフ場を見に行きました。5年前、約1000万円をかけ作られたものですが川の増水により一瞬にして流され今は無残な姿です。島内地区には多くのマレットゴルフ愛好者がいます。梓川のマレットゴルフ場は愛好者にとって健康増進と慰安の場所でした。町会では、その再造成を願っています。私も地元の方々に再三その復活を依頼されています。ぜひ復活させなければと思います。
その後、○○の総会に参加しました。女性が美しくなるための顔の体操の実技とお話を聞きました。世の中にはさまざまな事を職業としている人のいる事を知りました。
 先日ある道路の事で依頼されたことがありましたので道路の近辺を調べに回りました。夕方から体育大会の反省会に参加しました。

19.6.4
6月定例議会の初日。市長の市政方針演説。その後、西部広域施設組合議会が開催された。この組合は焼却炉の問題、リサイクルの問題、山田の埋立地の問題などを協議する議会です。これら施設は島内地区の議員の中でも私の足元の地域の問題であり、私にとって最も気の許せない問題です。本当はこの組合の議長は学者にして頂くのが良いのではないかと私はかねてから思っています。
その後、緑化推進運動功労者内閣大臣表彰記念式典に出席しました。松本市の花いっぱいの会が表彰を受けました。記念講演の後、祝賀会が行われました。
花一杯の会会長であり元市長の有賀正氏にもお目にかからせて頂きました。元気溌剌で圧倒されそうでした。松本の花いっぱい運動は昭和27年に小松先生を中心として7-8人でスタートしたものです。「社会を美しく、明るく、すみよくするため」をキャッチフレーズにしています。
午後7時からは松本交通安全協会島内支部の総会が行われました。同支部は一年間、さまざまな活動をされていました。今年のスローガンは「信濃路はルールとマナーの走るみち」となっています。
19.6.6
午前中、市議会で一般質問する予定の「ファインズ・フーズ」の経理について専門家の友人より指導を受けました。午後は「第15回全国商店街おかみさん交流会サミットin信州まつもと」に参加しました。渡辺美佐子氏の記念講演、伊那食品工業会長塚越寛氏の基調講演が行われました。塚越寛氏の基調講演は印象深いものでした。その後、分科会が行われました。そして、午後6:30分より交流会が行われました。
分科会は常念小屋代表取締役の山田恒男氏の講演会場へゆきました。話もさることながらパソコンから写される山田氏撮影の写真に魅了されました。花や木、動物、小鳥などにスポットをあてて写されていました。私は「動植物に対する限りない愛があればこそ撮れた写真である」と思いました。私たちの分科会は早く終わりましたので第一分科会「まちづくり、官が先か、民が先か」の分科会に足を運びました。丁度静岡の方が話していました。「子どもたちにチョークを持たせ歩道に思い切り落書きをさせて楽しませています。落書きがすみますと町の放水車が来て水をまき中学生のブラッシュ隊が消し後かたがけをします。又、一ケ月に一週間小学生の絵画を街の一角に展示します。良い作品に『おかみさん賞』を出します。先生の中には『商店のために学校がなぜ協力しなければならなのか』という先生もいます」。街活性化のために良いアイディアと思いました。そして、最期にある方が「『まちづくりは官が先か、民が先か』ではない。一人一人の自分が先だ」と熱狂しました。その言葉を聞き「確かにそうだ。何事も気がついた人がスタートしなければ始まらない」と思いました。交流会には菅谷松本市長さん、村井長野県知事さんもお見えになりました。全国各地の民謡などが次々と披露されました。
19.6.7 信州大学の3人の学生さんが研究のために市民派議員についてのインタビューにきました。私を市民派議員と認定したらしい。午前9時15分より市議会で一般質問する国民健康保険税について打合せをしました。また、ファイン・フーズについて市場調査をし原稿に手を加えました。そして、松本市に「市場調査より『民間の企業は一銭の補助金もなく採算をとっています。経営があまいのではないか』との質問をします」と連絡をしました。松本市の担当者は「多分それには答えられない」とのこと。
午後2:30分より松本市町会連合会の総会の記念講演会に出席しました。財団法人 休暇村協会理事長 炭谷茂先生のお話を聞きました。「公的資金を使わず独立採算でやっています」との話に感銘しました。環境庁次官をなさっていた先生であれば公的資金を使おうと思えば使えただろうに…と思いました。丁度、ファイン・フーズ梓川の経営について「補助金と経営不振」に疑問を持っていた私でしたので特に心に響いたのだと思います。午後5:30分より先生を囲む交流会にも参加させて頂きました。
交流会の席で炭谷先生に「補助金を頂かず独立採算で休暇村の経営をなさっていることに感銘しました」と申しますと「補助金を頂かなかったので、皆が一生懸命になれたのです。補助金をもらいますと人は甘えが出てきます。公的な宿泊施設はほとんど赤字です。それは経営者の甘えが原因しています。経営者の考え方を変えればいいのですが役人は無理です。役人はお金を使うことしか知りません」と申しました。私はファイン・フーズ梓川の事を話し「一般質問をしようと思いますが言っても変わらないでしょうか」と尋ねました。すると「言えば少しずつ変わります」と助言くださいました。私は夕張市のメロン農家の事も脳裏に浮かびました。メロン農家もどこからも融資を受けずに成長した企業とのこと。融資を一杯受けた炭鉱はみごとにつぶれました。
ファイン・フーズにしても「松本市が多額の保証人を承認する。銀行は松本市の保障があるので経営の健全化など考えずに貸せる。経営者は金が出るので借りてしまう。経営者は真剣に取組まなくても何とか乗り切ることできる」。こんな構図になっていくのだと思います。ファイン・フーズの経理を見た友人が「こんな経営内容に多額の運転資金を融資しているあづみ農協の理事長は首が飛ぶ」と申しました。私は「あづみ農協は松本市が保証人になっているので安心して金を出した。首は飛ばない」と申しました。
ここまで書き、松本市長と松本市農政部にFAXしました。

民間の場合は、融資は融資をする銀行にとっても命がけ、融資を受ける企業家にとっても命がけのはずです。しかし、自治体がバックにいるとなれば銀行も気楽なものです。ファイン・フーズ梓川kkの経営がどうなろうと痛みを受ける人は誰もいないのです。困ったら税金を使えばよいのですから。一番損をするのは税金を納めた市民ということになります。「税金なんかバカバカしくて納められない」との声が聞こえてきそうです。

19.6.8
今日は「行革110・さわやかな風・みどりの松本・無所属ネット」で安曇村と奈川村の視察をしました。午前中は松本市安曇支所の奥原建設課長に案内して頂き上高地へ行きました。課長は地元の方で多くの事を知っていました。まず課長は次のような説明をしてくださいました。「上高地まで支所から30kmであり、21のトンネルがあります。安心の道づくりが観光に繋がると思いますが、現在はトンネルの中でバスとバスが身動きできなくなる場合が多々あります。特に都会のバスの運転手は大変です。上高地までスムースに行けば一時間ですが行楽シーズンになりますと3時間かかります。一番の難所はこゆきなぜトンネルから奈川渡力ダムの間約1.5kmの区間。そこで渋滞が起こります。ダムから上高地までは渋滞がありません。沢渡からは上高地の環境を守るために乗用車を入れずシャトルバスを運行しています」。

私は「一番の難所はこゆきなぜトンネルから奈川渡力ダムの間約1.5kmの区間。そこで渋滞が起こる」との話を聞き「そこだけの事だったら早く作ってあげれば良いのに。応急処置でも早く造らなければ上高地は岐阜県が入口になってしまう」と思いました。私を含めて素人は「上高地への全体の道が問題」と考えてしまいます。全体だったら費用は天文学的数字になり諦めが先になってしまいます。その区間だけでしたら「何十億円位ですむはず」と思いました。
昨年崩落したところも通りました。その改修に20億円とのこと。橋をかけていましたが、橋は1m400万円位、トンネルは1m300万円位かかるとのこと。私はトンネルの方が高いと思っていましたので驚きました。
 上高地に入ると猿が皮をむいたというエゾヤナギの木に案内されました。上から下まできれいに剥かれていました。猿はオオバユリなどの葉っぱも食べてしまうとのことです。ケショウヤナギは上高地と石狩川の上流にしか生息していない事も知りました。奥原課長は「人間と動物の距離を保つことは大切です」と力説されました。「今、猿は人間を恐れず2-3mのところまで近づいてきます。しかし、余り近づきますとなめてきます。女性などはバックを取られたり、車に乗り込まれたりする場合があります。絶対餌をやらない事です。熊も最近は里に下ってきています。しかし、いつ襲ってくるか判りませんので近づかないことです」。そういえば「花いっぱいの会式典の後の記念講演で元信大学長の森本先生も同じことを言われていましたっけ。
白い皮の木を私達はシラカバと呼んでいますが、本当のシラカバはわずかで多くはダケカバとのことです。共にカバ(樺)科で木の皮は白くなっています。その話を聞き私は「白樺そよぐ山陰の丘の細道どこまで進む」という歌を思い出しました。そして「あの歌の作者はシラカバとダケカバの違いを知らなかったのではないか。両者が違う事を知っていたら、あの歌をつくれなかったのではないか」と思いました。私は植物の名前をカタカナで書きました。これは奥原課長に教えて頂いたものです。植物の名前はすべてカタカナで書くのだそうです。
ハルニレは上高地で最も遅く芽吹く木であり、ミヤマサクラはもっとも遅く咲く桜であることも知りました。ミヤマサクラは熊が好む花とのこと。
奥原課長は「上高地は特別天然記念物・国立公園第1種特例地域・特別保護区のため動物も植物も石も…何もかも取ることは出来ません。名物の河童橋も20年前に比べ、2mも川底が上がっていますが手を入れる事ができないのです。そのため、昨年の大水の時には道路に水があふれました。『環境と観光客』を守るにはどうするかが問題です」と語りました。
また、奥原課長は「松本市の市民は世界に誇れる上高地を松本城と共に観光のメインにしていっても良いのではないでしょうか。松本市民は上高地に目をむけてほしいと思います」と力説しました。
夏になりますと外国人がとたんに多くなるとのこと。上高地は東京から4時間もかかりますのに訪れて下さるとは、あり難いことです。
私は以前パリから車で4時間もかかるフランスのロワール地方を尋ねた事があります。私はロワールをもう一度尋ねてみたいと思っています。ロワール地方と同じに上高地は外国人にとって遠くとも尋ねてみたいところなのかもしれません。松本市の宿泊施設「上高地アルペンホテル」にも伺いました。二階はすばらしい建築でした。松本市民はご利用の程をお願いします。
午後は奈川地区に行きました。奈川山さい館、奈川文化センター、奈川支所にうかがいました。道を間違え奈川文化センターの駐車場に入ってしまいました。その時奈川文化センターが目前に広がりました。駐車場側からみた時、その規模の大きさにビックリしました。スーパー林道を通りました。この道路は森林を運び出すためだけに造られた道であり、普通の車が走った場合「安全性」に問題があり改修しなければ使えない道路とのこと。冬の崩落の後があちこちにありました。「早く改修し使用可能にすれば上高地にゆくのに助かるのに」と思いました。イワナとシナノサーモンの養魚場がありました。上高地、白骨、鈴蘭などのホテルへ納めているとのこと。湯けむり館、観光センター、大野川小中学校にも伺いました。鈴蘭地域は何回か訪れたなつかしいところです。小雨ふる中、家路につきました。
19.6.9
一般質問の資料を検討しました。午後は本の読み方の勉強会に行きました。帰りに松本市でウイーン展が開催されていますので「皇紀エリザベートとハプスブルク家」の本を図書館から本を借りてきました。夕方はかつて同じボランテイアをしていた方達と一年に一回の食事会をしました。7ケ月ぶりにカラオケに行きました。
19.6.10
今日は全市一斉の空き缶拾いでした。地域の人達と午前6時に集まり川原の土手の缶やゴミを拾いました。午前中は明日の一般質問の原稿の見直ししました。経理に詳しい方に、また相談にのって頂きました。新たな問題が出てきました。午後は「松本平の近代美術」展とウィーン展を見にゆきました。

19.6.11
午前3時ころ起き本日の代表質問の原稿を再チェックしました。私は二番目に質問しました。初めての一般質問でしたので緊張しました。二つの事を質問しました。一つは「松本市の健康保険の収納率をあげて下さい」であり、もう一つは「松本市が66%出資しているファインフーズ株式会社の経営をちゃんとして下さい。松本市が多額の負債を負うことは避けて下さい」でした。
質問原稿を掲載します。但し、一部時間の関係で削除した箇所があります。

松本市議会19年6月11日一般質問
まず「農業行政と地域振興について」

 先日菅谷市長は「地域力をつける」との政策を所信において述べられました。良い政策と嬉しく思いました。そこで、まず農業行政と地域振興について触れさせて頂きます。
ファインフーズ梓川株式会社は松本市が66%出資している会社であり、平成15年、梓川の方々の健康と地域おこしへの熱い思いのもとスタートしたといわれています。国も、その思いを汲み取り約2億円もの補助金を出しております。しかし、その後の経営状況をみた時、好ましい状況ではありません。補助金は活動の起爆剤として与えられているのであり、事業の発展、ひいては地域の発展につながらなければなりません。
参考までに2億円と言いますと働く女性たちが安心して働くためになくてはならない児童センター一つを建てられる位のお金です。地域振興と地域の福利厚生とは比較にはなりませんが、どの位の額かを推測いただくために述べさせて頂きました。
平成16年度から18年度の長期借入金をみた時16年度18959万円18年度20799万円と3年を経ても借入金が減少するどころか1840万円の増となっております。
 一方、売り上げをみた時、平成16年度を1.0としますと18年度は0,74と激減しています。
ところでこのような状況のなか松本市議会はH16.12議会で25900万円、H19.2議会で12500万円、合計38400万円の損失補償をしています。損失補償とは一般社会で申しますと松本市が保証人になったということです。
そこで、まず第一に「どうして38400万円もの借入れ枠を設定したのか」について、質問させて頂きたいと思います。
また、同社は平成17.7月4900万円、平成19.2月2400万円の追加借入をしています。会社側は38400万円の損失補償を松本市から受けておりますので、その枠内であれば議会にかけることなく借り入れが出来ると思います。
そこで第二に「松本市は売り上げが伸びなくとも、今後、借入れ額を許していくのか、どうか」について質問させて頂きます。最初にイエスかノウかをのべて頂きたいと思います。
第三に「今後どのような方針で、それを乗り切ろうとされているのか」をお尋ねします。
現段階で破綻した時、保証人となっている松本市は補助金返還残高の14933万円と借入金残高20800万円合計35733万円を負担しなければなりません。この額は市民一人当たり1、567円になります。であるならば、市民としても人事としてはいられませんのでお聞きしたいと思います。ちなみに19.2.7の経済環境委員会資料によりますと19年度計画においても1376万円の赤字が見込まれています。

次に健康保険税の収納率について質問させて頂きます。

平成19年5月の臨時市議会で国民健康保険税の一部の値上げが協議され了解されました。今回の該当世帯は1628世帯であり、それによる収入増は4436万円となります。私は税の引き上げに心が痛みましたが法律の改正もあるので「仕方がないかな」とも思い賛成しました。しかし、その時、ふと、「松本市は健康保険税の滞納金が沢山ある」との噂が脳裏を掠め「滞納金をきちんと集めれば値上げしなくてもよいのではないか」とも思いました。そこで滞納金について調べてみました。平成17年度の滞納金は5億855万円、累積滞納額は103200何円となっていました(平成17年度決算説明資料H18.2)。なお、同年26800万円の保険金滞納額については不納欠損、つまり「支払って頂かない」とする処置にした上での累積滞納額です。
収納率の年次推移をみてみますと平成15年度92.69%、16年度91.00%、17年度91.02%と下がり続けています。私は菅谷市政故なのか心配になりました。そのため他市と比較検討してみました。しかし、その結果、他市も松本市と同様の傾向を示していました。菅谷市政が原因ではなく、社会現象である事が推測でき、ほっとしました。

何はともあれ、納付率をあげる事は市政運営の上に大切な問題だと思います。そこでお尋ねします。

★第一に松本市の納付の方法はどのような方法でなされているのでしょうか。平成17年度の状況について説明をお願い致します。
★第二に市民として当然の義務である納税をなぜしていただけないのか調査結果などがありましたらお願い致します。
★ 第三に松本市は他市と比べ収納率が低く19の市の中で17番目です。他市に比し収納の方法のどこに違いがあるのでしょうか。他市の良い点を松本市に導入できないでしょうか。
★第四に、どのような職員体制でその処置に当たられているのでしょうか。
松本市は集金して下さる方を雇用していると聞きますが、保険課の正職員は現在、集金にどの程度伺っているのでしょうか。職員が実際にゆき集金した%はどの位でしょうか。と申しますのは「臨時の職員では重みがなく、正職員が集金に伺ったほうが納付頂きやすい」との声を耳にしたことがあるからです。
★第五として集金は夜の方が集金しやすいと聞きます。フレックスタイムの勤務体制にするなどして正規職員の集金を今より多くしたらと思いますが、いかがでしょうか。そして、ずっと以前は収納の日を決め、全職員が納付に関ったとも聞きます。そのような処置をとる気持はないのでしょうか。
★第六として、松本市は市長さんの政策3kプランのもと予防医学に力をいれておられ市民として嬉しく思います。しかし、松本市の診療費用は19の市の中では高く、第三番目です。なお長野市は7番目です。その理由が判りましたらご説明いただきたいと思います。以上ですが、よろしくお願い致します。

二回目の質問
経営の好転に一縷の望みを託し継続するとしましたら、多額の借金の保証人となった松本市としても、また、それを議決した議会としても「背水の陣」でのぞまなければ…と思います。するだけの事をするより仕方がありません。
この食品が本当に良い食品かどうかを充分に検討した後、もし可能ならば「発芽玄米を食べましょう運動」を起こしても良いと思います。しかし、価格の問題、他社商品との問題など、さまざまな問題があると思います。

@ 一つは白米に比し、発芽玄米は高く、白米を食べなれた人には美味しくないということです。
その問題克服には発芽玄米が良い食品である事を理解いただく必要があります。
コシヒカリを原料とするファインフードの発芽玄米1合150gは166円、安曇野コシヒカリ(米の銘柄)10キロ4480円の白米ですと白米150g60円です。一合につき106円、発芽玄米の方が高いことになります。同社の表示には発芽玄米を三分の一混入するよう記されています。一人一日2合食べる人ですと白米の場合135円、発芽玄米三分の一混入した場合201円となります。つまり2合食べる人ですと一人一日66円、月1980円の食費増となります。4人家族ですと白米のみより7920円の食糧費増となります。
発芽玄米の高値を克服するには前述しましたように「なぜ発芽玄米が良いのか」その差異を消費者に充分理解いただくことだと思います。
とにかく、商品の推進のためには良く検討した上で消費者への学習が必要で
はないかと思います。従って、この食品は地場産業として並べておいて売れる商品ではないと推測します。松本城では一袋も売れなかったと、かつての従業員から聞きました。

A 二つ目はファインフーズの商品は他社に比し高いということです。
私は「みのもんたがテレビで発芽玄米を紹介くださったら良いなあー」そんなことも考えました。しかし、みのもんたが紹介して下さったとしてもファインフーズには注文がこないのではないかと思うのです。
私は松本市内の発芽玄米の市場調査をしました(次ページ参照)。
コシヒカリを使用している業者はドーマとファインフーズ、イオンです。100g当たりファインフーズに比し、ドーマは2円高、イオンは5円高となっていました。他のお米を使用している会社の商品はファインフーズの59-62%の価格で売られていました。「これらメーカーとの競争にいかにして勝つか」が商品推進上の大きな課題と思います。
「平成19.2月の経済環境委員会の議事録によりますと当時の宮坂梓川支所長は『利益率を上げるために現在(原料に)使用している一等コシヒカリ15000円のお米を5000-6000円位のコシヒカリと入れかえるなど…今検討に入っています』と述べられていましたが、調査の結果実行に移されていない事が判りました。
また、私は市場調査をしていて他の会社はすべて公的資金が入っていないことに気づきました。「個人企業が経営可能でなぜ補助金を約2億円も頂いた公的企業が経営不振なのか。経営が甘いのではないか」と思います。
そこで第4に多額の保証人になった松本市はこの点どのように考えておられるのか質問させて頂きます。以上お願い致します。
第三回の質問
私も梓川地区の方々のスタート時点での「健康と地域おこしのため」という思いは大切にしたいと思います。であるならば再建をしなければなりません。しかし、抜本的見直しが必要です。短期間の調査のため正しいかどうかは判りませんが、次のような提案をさせて頂きたいと思います。
・原材料のみなおしをする。価格の安いコシヒカリを使用する。
・この食品は頭で食べる食品ですので発芽玄米についての学習を販売に取り入れる。
・そして本当に「発芽玄米はすばらしい」と思う人を通じて販売していく。
・この発芽玄米の提案は女性たちだったと聞きます。経営に女性たちの参加を導入したらと思います。
最期に松本市は多額の負債の保証人になり議会もそれを承認してしまったのです。会社と共に議会も松本市も、期限を決めて、一生懸命するだけの事をしてみて、それでも業績が上がらなければ引き下がる勇気も必要ではないかと思います。
以上が私の提案ですが、この問題の終わりに当たり先日松本市町会連合会総会での炭谷茂先生のお話をさせて頂きます。
先生は元環境庁事務次官であり、財団法人休暇村協会理事長であられます。次官をなさっていた先生であれば、休暇村建設に公的資金を使おうと思えば使えただろうに…先生は「補助金を頂かず独立採算で休暇村の経営をなさっている」と話されました。「ファインフーズ」の事が脳裏にあったので私はその言葉に感銘を受け、交流会の席で炭谷先生に「補助金と経営」について質問しますと先生は「補助金を頂かなかったので、皆が一生懸命になれたのです。補助金をもらいますと人は甘えが出てきます。公的な宿泊施設はほとんど赤字です。それは経営者の甘えが原因しています。経営者の考え方を変えればいいのですが役人は無理です。役人はお金を使うことしか知りません」と申しました。この言葉を添えてファインフーズの問題を終わらせて頂きます。

次に健康保険税の収納率のアップについてですが、民間会社ですと1割もの未集金がありますと大変なことです。ある営業マンに「どのようにして集金しますか」と聞きますと「『夜討ち朝駆け』するとか、少しずつでも納めていただくなどして何としても収めて頂く」と申しました。また、ある臨時の保健税集金職員は「とにかく行けば収納額はあがる」と申していました。
税金で松本市の財政は賄われています。私はたまたま保険税のことが臨時市議会で提出されましたので保険税を取上げさせて頂きましたがすべての税についても同様の努力をお願いしたいと思います。そして、平成19年度末には1%アップし19市の平均値92.25%まで引き上げて頂きたいと思います。平成17年度に納めて頂く予定の保健税額は約66億円ですので、1%アップしますと6600万円の収入となります。なお、トップの飯山市は94.9%、大町市は94.45%となっています。大変とは存じますが一生懸命働き、まじめに納付している多くの市民のために、ご尽力頂きたくお願い致します。また、市民の皆様も市民としての義務を果たして頂きたいと思います。
健康づくりについては、さまざまな政策を展開して頂いています。市民のために、ますますの御尽力をお願い致します。
以上で私の質問を終わらせて頂きます。ありがとうございました。

松本市長も農林部長も健康福祉部長も前向きな答弁を頂きました。細部の答弁はテープおこしをしてありませんので新聞の記事を掲載させて頂きます。

市民タイムスは「山崎氏は松本市が出資し、発芽玄米を製造販売している第三セクター・ファインフーズ梓川の経営改善策について、市側の対応を聞いた。服部正一農林部長は『出資者として経営難を深く反省している。背水の陣で望みたい』とし、販売促進や経費の削減などに対して市として会社に対する指導を強めていく姿勢を示した」と報じていました。信濃毎日新聞は「松本市出資『ファインフーズ梓川』創業以来赤字続き」と報じていました。

19.6.12
早朝より発芽玄米の資料を読み始めました。とにかく発芽玄米を「一生懸命やれるだけやらなければ」と思います。それには発芽玄米に、どのような働きがあるかを私自身学習する必要があります。議会へ行くと守屋議員が「山崎さんの昨日の代表質問の事が信濃毎日新聞と市民タイムスに出ているよ」と言い見せて下さいました。びっくりしました。昨日の一般質問の原稿を「参考にして頂けましたら」と農林部長室に届けさせて頂きました。部長は「『背水の陣でする』と言ったからには、やるだけの事はします」と言って下さいました。私も同じ思いでした。一生懸命して、それでも不可能でしたら梓川地区の方々も判って下さることでしよう。梓川地区の村瀬議員に「発芽玄米を一生懸命売って下さい。私も出来るだけのことはしますから」とお願いしました。
午前10時より一般質問が始まりました。各議員の特に印象に残った議題について記させて頂くことにします。
赤羽議員は行政改革の一つとして保育園の民営化を訴えました。私はヒヤッとしました。幼児教育は公的機関でしてほしいと思ったからです。市長は「民営化は考えていません」とキッパリと言われました。
また、赤羽議員は「保育園の嘱託化に反対」を表明しました。私は赤羽議員と同様、嘱託化に反対です。現在、松本市は正規の保育士204人、嘱託187人(46.8%)を雇用しているとのこと。この数字にはあきれ返りました。2-3年前、ある部長が「松本市は保育料を下げました」と言われました。私は「財源は?」と申しました。すると、部長は「嘱託を多くしました。保育の質は変わりません」と胸を張りました。その事を子育て中の娘に話しますと娘は「そんな事をして保育料を安くしてもらっても嬉しくない」といいました。私もそう思いました。保育士は安定した身分保障の元に精神的安定もえられ良い保育が出来るのです。何とかしないといけないと思います。
赤羽議員は「嘱託の正規採用を」と訴えました。松本市は35歳を限度とし毎年社会人枠を設け試験採用しているようです。35歳といえば、まだまだこれからです。学習し頑張って試験採用に望んでほしいと思います。横道にそれますが私は61歳で新潟大学大学院に入りました。試験は社会人枠といっても大学生と同じ試験を受けさせられます。とにかく猛烈に勉強しました。甘えは許されませんでした。
赤羽議員は保育園の給食の民営化も訴えました。福祉健康部長は「食の安全の観点から松本市は直営を続ける」と応えました。
柿沢議員の質問の中では「有害鳥獣対策について」の質問が印象的でした。伊那市長は有害鳥獣対策のため職員に「猟銃の免許をとるように」と勧めているとのこと。松本市では猟友会の方々のご尽力を御借りしていることも知りました。100周年のマスコットのアルプちゃんのことも質問されました。「アルプちゃんのぬいぐるみが大人気で3月先までスケジュウルが一杯とのこと。グッズもアルプちゃんが人気で、平成18年度に500万円も稼ぎました」とのお答えに驚きました。
両角議員の質問では「車を運転できない人の足の確保や高校生のバス代について」の質問が印象的でした。私の地域も同じ悩みを抱えています。良い案はないものでしょうか。交通手段の問題には福島議員も触れられました。福島議員は「ボランテイアによる足の確保について」発言されました。松本市は新しい公共交通システムを一年かけて検討するとのことです。私もある村の事例が本に書いてあったので資料を送っていたただきました。それにしましても各地からくる松本市への高校生のバス代の高いこと。入山辺地区年間(以下同様)23万円円、今井地区 27万円 四賀地区 30万円 奈川 30万円 梓川地区 31万円。ざっとこんな状況です。
池田議員の質問では「子どもの医療費の窓口無料化」の質問が印象的でした。私もそのような訴えを市民からされるので部長の返答に興味シンシンでした。しかし、さまざまな課題があり困難である事が判りました。時間を見つけて、それを調べてみようと思いました。
 宮下議員は「リニア中央新幹線について」の質問が印象的でした。伊那を通過する素案とのことです。駅をどこにするかは松本市としても気の許せない話です。
19.6.13
朝から議会は一般質問でした。私が印象に残った議題のみ記させて頂きます。芝山議員はビルの風害について話されました。市街地の議員らしいと思いました。小林議員は中部縦貫道などの問題にふれました。また、「六年の空白、5年の空白」問題は興味深く聞かせて頂きました。淺川議員は妊娠中の女性の障害者マークへの駐車を提案しました。
議会が終わった後、教育長さんにお目にかかりに行きました。
水で流されたマレット場へ6月3日に島内連合町会長さんが案内して下さいましたが、その時同氏は「『人手は地元で持つので何とか修復を』と依頼しましたが『(平成18年度の)議会で見合わせることになってしまっている』」と言われました。私は「議決されているとしたら大変だ」と思いました。私は地域の方々に「マレット場の修復を」と良く言われています。しかし、6月4日に教育長にお目にかかりました時、立ち話で「マレット場の事でお邪魔させて頂きたい」と申しますと「良い話にはならないかも知れませんが、どうぞ」と言って下さいました。私は「駄目でもともと」と思い、且つ、マレット場の修復をいかに進めたら良いかを模索するために教育長のところにお邪魔しました。丁度教育部長もおられ同席くださいました。
前回お目にかかった時、教育長は「期待する返事は出来ないかもしれません」と言われましたが、今日お邪魔しますと「『人手は出すので資材だけ出してほしい』との町会連合会からの話なので体育課で手配するようにしてあります」と言ってくださいました。私が「先日(6月3日)島内連合町会長は「『議会で見合わせることになっているので困る』と言われていました」と申しますと「それでは町会長の方へ連絡するように体育課に連絡しておきます」と言って下さいました。私は本当に良かったと思いました。
また、連合町会長は(個人的見解と思いますが)「焼却場の横の奈良井川縁の県有地もマレット場にとも考えています」と話されましたので、私は「連合町会長が言われていましたが---あの土地は建物を建てるわけにもいかないのでマレット場にかせて頂けないか県に聞いてみて頂けないでしょうか。島内地区はなんといっても14,000人の人口なのですから」(その心は「マレット場はいくつも必要です」との意味)とお願いしました。教育部長は「聞いてみます」と言ってくださいました。帰路、連合町会長に経過を、お話しました。「広い場所ですので資財も多額にかかる」と現地をみた時連合町会長は言われていました。しかし、私は「病気になり医療費に支払うと思えば安いもの」と思います。松本市の医療費は平成17年度一人32万円もかかっています。高齢者100人が元気でいて下されば3200万円もの利益となります。
議会に行く前、発芽玄米の事が気になり「農村女性の会の友人、消費者の会の会員」にお聞きしてみました。共に「昨年の暮れに注文がきました。一度は義理でかいましたが高くて使いきれない」と言いました。私は松本市の関係の団体で買い支えて下さると思いましたが、それも無理なのかと心配になりました。「昨年の団体での実績はどうなのか、団体の人たちが継続して購入して下さっているのか」聞いてみたいと思いました。

19.6.14
今日は経済環境委員会でした。審査案件などを協議しました。奈川地区の野麦峠スキー場も議題として出されていました。私は関心を持ちました。野麦峠スキー場は私の記憶では昨年松本市民タイムスに「廃止か」と報道されたスキー場だったからです。しかし、松本市の関係する公社などの多くが予算額の増額を要求してくるのに、野麦峠スキー場は唯一減額してきていました。それも2491万円もの金額です。私はびっくりしました。なぜこのような事が可能になったのかの説明を求めました。次のような答えが返ってきました。

「年度当初に二つの目標をたてました。一つは「利用者の増加を図る」ことにしました。そして目標を平成17年度実績の1割増としました。二つ目に「赤字を減らすこと」にしました。赤字幅を前年度の3割減としました。その結果、利用客は41,665人(前年39,890人)、赤字幅は7,010万円(前年11,200万円)となりました。そして、19年度は更に努力し赤字をゼロにしていく方針です。来年は指定管理者を探します。そのような人がいなければやめます」。

何とも爽やかな答弁でした。今年はリフトのワイヤーの修理代が2,000万円要求されていましたが、私は大賛成しました。努力を惜しまず頑張っている地域は一杯応援してあげたいと思いました。何とか税金を巻き上げようとする人の多い中一銭でも税金を使わないように努力する、その住民の姿勢に感動しました。まだ、今年も野麦峠スキー場への税金の出費は7,000万円位ありますが、そんな事は気にかかりませんでした。会議の後、松本市の職員の方が言いました。「今まで、いくら努力しても、また、結果が良くても褒められ激励された事はありませんでした。今回、初めて『頑張れ』と言われ涙が出る位嬉しく思いました」と。その言葉を聞き私も嬉しく思いました。
また、会議の後、農林部の方々、梓川地区の議員、梓川支所の方々とも「とにかく発芽玄米の消費拡大に努力してみましょう」と語りあいました。

19.6.15
午前中は発芽玄米の文献を読みました。発芽玄米についてよく理解しなければ販売する事など出来ないからです。なるほど科学的にも立証されている事が判りました。梓川地区の村瀬議員に「今後、売りこみ、その他について、いかにしていくか話し合わないですか」と電話しました。月曜日に話合うことになりました。
19.6.16
奈川観光の資料を読み返しました。午後は財政や訴訟の研修会がありました。
19.6.17
2人の孫と公園に行き「かくれんぼ」をしました。草が伸び、孫たちが隠れると姿が見えなくなってしまい探すのに大変でした。人さらいにあったら大変と思いました。
午後は私の関係する団体の研修会に伺いました。何人かの県議、市議の方々も見えていました。それぞれ10分位お話をしました。私は市議会で質問した事についてお話しました。友人と帰りに美術館へ寄りました。華道展を見るためでした。生花は心を生き生きさせてくれました。また、同じ会場で「90歳のかわいいおばあちゃん」という写真展をしていました。素敵な笑顔の、そして、素晴らしいファッションのおばあちゃんの写真が一杯飾られていました。幸せな生き方をしてきたおばあちゃんでは…と思いました。長男が久しぶりに帰ってきました。私に当選祝いを持ってきてくれました。


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