19年5月1日松本市制100周年記念19年5月1日松本市制100周年記念の日でした。午前11時からはアルプちゃんの序幕式が松本市役所前で行われました。雨の中でしたが記念の写真をとりたいと思い出かけました。そして、午後1時から松本市民芸術館で式典がありました。オープニングアトラクションでは昔の映像を流しながら寸劇などが行われました。開智小学校の生徒演ずる移庁、分県論をめぐって紛糾した昭和の県会の模様は拍手喝さいでした。また、100歳から0歳までの人々が登場しましたが、それも感動でした。100歳の男性と妊娠中の女性が最期に登場した時は思わずシャッターを切ってしまいました。しかし、式典の帰り知人から「その歳でない人を数合わせのために登場させていた」という声を聞きました。私は「真実であると思ったので感動したのに」とその話を聞き思いました。後日、私は担当係に確認してみました。すると「確かに当日急に出る事が出来ない人が出て、急遽役員がその穴埋めをしました」との返事が返ってきました。しかし、担当係の方は最期に「当日の朝まで該当者を探したのですが駄目でした」と言われました。私はその言葉に大変な御苦労があったことが偲ばれ心が打たれました。 菅谷松本市長は「記念事業を単なるお祭りにせず、街づくりを市民と考える契機にしたい」と挨拶しました。 5月2日初めて松本市の理事者と新議員が対面しました。緊張しました。その後、会派の結成についての話がありました。3人以上で会派を組むと議会での質問時間が大幅に増える決まりがあります。その特権を利用するために私は三人で会派を組む事にしました。私たちの会派は「さわやかな風・行革110番・みどりの松本―無所属ネット」としました。「会派の利点を活用するのみで互いの活動分野には踏み込まない」事を原則としました。私は「さわやかな風」という政治団体を立ち上げることにしました。そしてキャッチフレーズは「行政に科学を!」にしようと考えています。なぜならば--―私はさまざまな市民運動に関わってきましたが、その運動の中で「行政に科学を!!」との考えの元、調査研究をしながら運動を進めてきたからです。 議会での議席をクジで決めました。私は残りクジで一番の座席に座る事になりました。この案に基づき本会議で正式決定になります。
19.5.3日はアルプス公園リニューアルオープン・松本市山と自然博物館の開館式典でした。私は「夢のかけ橋」を渡り会場に向かいました。風景に良くマッチした橋だと思いました。山と自然博物館の誕生は「昭和14年当時の松本記念館(現在の博物館)に設置された常設展「山岳室」で昭和50年岳都松本を象徴する意味でアルプス山岳館が建設されました。今回装いも新たに「山と自然博物館」としてアルプス公園に誕生したものです。 この館は無線中継所・砂防学習館も兼ねています。流域内に設置された雨量計、水位計、監視カメラからの各種情報などを松本砂防事務所へ送る事を目的としています(パンフレットより)。つまり自然災害から一刻も早く市民を守るために役立つ施設といえます。 その後「こども祭り」の開会式がありました。子どもたちの司会でなごやかに行われました。多くの子どもたちがいろいろな事をして楽しんでいました。私は折り紙コーナーでお雛様の折り紙を中学生に教えて頂きました。 また、公園の一角ではプラスチックのリサイクルの説明と展示をしていました。私も「資源を大切に、そして、リサイクル率を上げたい」と思っているので見学させて頂きました。「リサイクル率を上げるにはどうすれば良いのでしょうか」と独り言をいうと、それを耳にした係の方は「私たちのPRが足りないのでしょうか」と言われました。一大市民運動にするにはどうしたら良いのか…考えてしまいました。 多くの皆様の遊ぶ姿を見ながら駐車場に向かいました。途中、道路の側に植えたばかりの芝生がありました。その上を通りますと少し近道になります。見ていますと植えたばかりの芝生の上を多くの人が歩いています。「まだ、育っていないのに。道路を歩いて下さいよ」と思いました。誰でも少しでも近いほうが楽なので「ロープを張るか、一言コメントを書いておいた方がよいのかな?」と思いました。本当はそんな事をしなくても芝生に入らない市民になれば良いのですが…。東入口駐車場は多くの車が道路で待っていました。近くに住む方から「まだ松本市では駐車場の計画をしていますよ」との話を聞きました。車時代である事を改めて思い知らされました。 それにしても夢のかけ橋は、なかなか素敵でした。記念に写真に納めました。
19.5.4日 老人大学の0Bで作っている「学び & 語る会」の会計責任者と事務局長の私は総会に向けての資料を検討しました。この会は「生涯学習、生涯青春」をモットーにしています。昔と異なり学校教育で学習した事が生涯に渡り活用できる時代ではなくなりました。常に新たな知識を吸収していなければ生きていくことが出来ない時代になったのです。経費の関係もあり出前講座を主体に2ケ月に一回学習活動をしています。
19.5.5.日 島内地区山田町会の山田焼まつりに友人を誘ってゆきました。山田町会の人々がこれに携わっていました。素晴らしい焼き物が展示されていました。花瓶を一つ購入しました。作品の中に作ってみたい焼き物がありました。作者が説明をして下さいました。その方に教授頂き、いつか焼きにいかせて頂きたいと思いました。 山采のてんぷらコーナーで揚げたての山菜のてんぷらを賞味しました。揚げたては格別の味でした。また、蕎麦も頂きました。山田の蕎麦は山田で作付けされたもので格別の味と評判とのことなので注文しました。確かに美味しい蕎麦でした。 帰りに山田地区の知人の家に寄らせて頂きました。 蛇の話をお聞きしました。ヘビがA家の回りにいるとの事。ヘビを敷地内に入れないようにするのに「水仙とか、あやめを植えると良いです。それらの花は根がしっかり張る為ヘビが入れなくなります」とお話くださいました。その家の周りには水仙やアヤメが植えられていました。また「ヘビはトグロを巻いている時は要注意。攻撃してきます。また、夜になると暖かい道路に出て寝そべっている時があるので夜は長靴を履いて道路を歩きます」そんな話もして下さいました。 また、B家の高齢な方は「家庭の事情で11歳の時一人で食事をつくり学校へ通った」話をして下さいました。今ですと社会福祉制度も整っていますが昔の子どもは可愛そうだったと思いました。
また、B家の方は「山田地区には若い人たちが帰ってくる」との話もして下さいました。私は「若い人たちが都会へ出ていってしまうのが現実なのに、なぜ?」と思いました。いつか、その秘密を尋ねてみようと思います。
19.5.5 私を支援くださった方にお目にかかりました。彼は「次回も出るの?」と4年後の事を言いました。私はこれから公約の実行に取り掛かろうと資料集めなど初めています。そして選挙は四年間市民のために働くためにあるのです。私は「今は一生懸命働けば良いのです」と言いました。 しかし、島内外に住み、その地域で有力者といわれている男性から次のような嬉しい言葉もかけられました。その方は「女房が山崎さんに期待しています」と語りかけて下さいました。投票依頼をしていない方からの言葉でした。 私の目からみて、従来、行政はあいまいな話合いで行われているように見えました。そこで、私はここ5−6年「行政に科学を!!」との方針の元に様々な調査をしながら住民運動をしてきました。その姿勢を遠くから評価して下さっていたのかもしれません。嬉しい言葉でした。
19.5.6 何ケ月ぶりに図書館へ行きました。図書検索のパソコンがすごく簡単になっていました。『これだったら機械に弱い人でも操作できる…」と嬉しく思いました。 やはり何ケ月ぶりに孫のところによりました。選挙をしている間にすっかり大きくなっていました。絵も上手になっていました。娘は三人目の子どもを身ごもり「つわり」に苦しんでいます。そのため下の孫も、しばらく保育園に出す予定のようです。「二歳児なので5万円位かかるでしょう」と言っていました。若い2人には大変な出費だと思います。 私も妊娠5ケ月の声を聞くまで「つわり」が酷く苦しみましたが娘も同じ体質を引き継いだようです。産前産後の休暇はありますが、つわり休暇はありません。外目にはお腹が大きくなった時が大変に思われますが実は悪阻の方がつらい人もいるのです。法律ではそれらについては配慮がありません。娘と「つわり休暇が欲しい」と語りあったものです。後の人達のためにも声を出したいと思います。 午前中松本市の高齢福祉課に伺いました。バリアフリーの住宅について建設業者に資料提供するためでした。建築業界に、今、社会が望んでいる仕事の一つはバリアフリーの改造ではないかと思います。改造の技術的な事、補助金の事など希望があれば出前講座もしてくださる事が判りました。私は早速、建設業を営んでいる人に話しました。実行するかどうかは現在のところ不明です。
19.5.7島内体育協会の総会がありました。多くの活動をしておられます。大変だと思いました。その中で会費納入世帯の少ないのに驚きました。質問しますと「強制的でないのでアパートの人などなかなか会費を納入して頂けない」との返事でした。 島内はアパートが多い地域です。アパート入居者と従来からの居住者間に距離があることを感じます。この距離を縮める事が島内地区のテーマではないか、そして、体育への参加がその為に役立つのではないかと思いました。
19.5.7今日は議会運営委員会委員長、並びに松本市議会で正副議長、監査委員を内定しました。私は仲間に薦められ議長に立候補しました。議長への立候補は三人でした。所信表明を行い、その後投票となります。 私は次のような所信表明をしました。私にとって議場ではありませんが議会での初めての発言となりました。
私は議長に立候補いたしました山崎たつえでございます。新人ですが無所属ネットの仲間から推薦を受け立候補させて頂きました。議会は公明正大な議論の元、市民にとって有益、かつ、正しい判断を導く場です。 そして、議長は法律上、議事整理権、秩序保持権をもつ議会の最高責任者です。議員は議事の決定に至る過程において必要なルールを守り、議長はルールを守らせるようにするべき任務があります。また、議長は全員に平等、公正、無私で臨むと共に少数意見をも尊重する必要があります。会議が成功するか否かは議長の議事運営の手腕にかかっていると言えます。 また、対外的には市民に開かれた議会を目指したいと思います。そして、信頼される議会を形成したいと思います。 私は議長に当選させて頂きましたら、この責務を充分に果たすべく最大の努力をするつもりでございます。どうぞ皆様のご支援を心からお願い致します。
議長、副議長、監査は次のように決まりました。
会派人員 当選者 各会派の候補者擁立状況
新風会 11 大久保真一 議長(得票数 26) 政友会 7 芦田勝弘 副議長(得票数 27) 翠政会 5 小林繁男 監査(得票数 23) 共産党 6 議長・副議長・監査 公明党 4 候補擁立なし みらい 3 副議長 無所属ネット3 議長、監査
議会が信頼されるには議会内においても明るい選挙が行われる事がベースです。今回の選挙は公平に行われたとは思いますが…。 新風会、政友会、翠政会は合計しますと23人になります。 新風会(11人)は議長のみ立候補、政友会(7人)は副議長のみ立候補、翠政会(5人)は監事のみ立候補しました。共産党を除き数の多い順に重要ポストがついています。偶然こうなったのでしょうが見る人によっては「数は力」と見るかもいれません。ただし、この場合の数は市民の投票による数ではなく議員の数であることを付記します。
ここで参考のため会派と人数を列挙させて頂きます。
(3会派計人数) 《立候補しない会派と数》 議長 23 《みらい 3公明 4》 白票4 得票26
副議長 23 《無所属ネット3 公明4》 白票1 得票27
監査 23 《みらい 3 公明 4》 白票 4 得票23
上記の表よりどの会派がどの候補へ投票したかを推測できるでしょうか。
ふと、私の子どもが小学校の時の会長選挙の時の事を思い出しました。小学校では各クラスから出された候補者が演説をし各自の思いで投票しました。それが明るい選挙の原点ではないかと思います。市議会にそれを当てはめると「各会派が候補を出し各自の判断で行動する」となります(19.5.8記)。
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