山崎たつえの視点 女性・福祉



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2006/10/09
松本市の子育て支援に感謝
その他(ドコボコ歩道、虫垂炎の原因)
1.松本市の子育て支援に感謝

★ さまざまな支援施設 娘に孫の守りを依頼される事がある。そんな時松本市内にある、いろいろな施設につれて行く。昨日は児童館につれていった。1才9ケ月の娘はブランコや滑り台をみて子どもの遊び場と推測できるらしく喜ぶ。昨日は女性問題に関する本が沢山ある中山図書館へいくついでに中山児童館へ行った。そこにはキッチンセットがあった。それに孫は大変な関心を示し夢中で遊んでいた。なぜであろうか。学問的に説明頂ける方があったら教えて頂きたい。
又、小宮こども支援センターに行った事もある。誰でもいつでも行くことが出来る施設である。おにぎりをもって半日遊んできた。近隣との関わりの少なくなった今の母親には必要な施設と思った。かって、嫁いだばかりで知る人もなかった私は1人で苦悩していたものであるが嫁の立場の人にとっても良い施設と思う。
 又、一週間前一日保育を依頼した。1才9ケ月になる孫は、現在は育休中の娘が見ているが、娘も私も用事があり孫を見られなかった。その時、一日保育で保育園に預けた。朝、8時30分から午後5時までみて下さる。そして、料金もわずか2,600円であった。
昔、私は子育て中の時、こんな施設があれば…とどんなに思ったか知れない。ありがたい時代である。
そこで松本市の通常保育以外の保育にはどんな保育があるかを調べて見た。休日保育、病後児保育事業などがあった。又、ファミリーサポート制度もあった(末記する)。これはまだ利用した事がない。ファミリーサポート制度はどんな時、利用できるかが記されていた。さまざまな理由の中に「☆外出したいが子ども連れでは出かけにくい。(美容院・講習会・コンサート)☆子育てに疲れた。自分の時間が少しでもあれば」などの理由があった。かつて、そんな理由のために子育てを人に任せたら批判が集中したものである。
母親が快適でなかったら良い育児は出来ないので良い制度と思う。

★ 子供が病気になった時
しかし、こどもが病気になった時の保育はなかった。
私は二回スウェーデンへ視察研修に行った事がある。同国では病気をした場合は親が見ていた。その代わり税金で給与の保障をする。子供の病気の時はそれがベストと思う。
又、同国の保育園には1歳児の子供がいなかった。保育園が受け入れないのではない。全員休暇をとるので必要がないのである。勿論休暇を取った親への給与保障は税金からなされる。日本の場合はパート労働者が多く給与の保障がされないため育児休暇が機能していない。労働環境を整備し「1歳児ならびに病気の時は両親が見る」制度になっていったら女
性はもっと働きやすくなるのではないかと思う。

★ 日本人はなぜ税金を払う事を嫌うか
ところで「税金でホローする」というと「お金がないから」と言うかもしれない。しかし、税金は政治、行政が、現在の日本のように不正な使い方をしなければ国民は喜んで払う。同国の国民は政治、行政を絶対信頼している。だから高額の税金も喜んで払っている。
横道にそれるが、政治、行政がきちんとしているためには警察は最もきちんとしていなければならない。警察が裏金つくりに奔走しているようでは、国民は政治、行政はきちんとしない。警察は最も信頼される存在であってほしい。
何はともあれ、昔に比べたら松本市は子育てする親にとって快適な市であるように思う。
参考のためにファミリー・サポート・センターについて松本市のインターネットからの引用を記したい。ファミリー・サポート・センター[ 2005年4月1日 更新]
子育てのお手伝いをしたい。 手助けをしてほしい。そんな気持ちのある方が会員となり、
みんなで子育ての協力をしています。
例えばこんな時
☆残業で保育園に迎えにいけない。 ☆子どもが保育園で熱を出した… でも仕事は抜けられない。 ☆保育施設が休み、でも私は仕事、… 困ったな。
☆病気の後、もう少し休ませたいけど私は仕事。 ☆外出したいが子ども連れでは出かけにくい。 (参観日・歯医者・美容院・講習会・コンサート)☆ 自分や子どもが病気に… 病院に行く間、他の子どもの世話は? ☆産前産後で子どもの送迎がむずかしい。 ☆子育てに疲れた。自分の時間が少しでもあれば。
2.狭い歩道や自転車道
 最近、私は自転車を乗ることにした。ところが学北道路を走ってみて驚いた。自動車道の端を通るべきであろうが、自動車道が狭いので怖くて通れない。勢い、歩道を通るようになる。ところが自動車道と歩道には20cm位の段差がある上に幅は1m位と狭い。その上人家の出入り口は自動車道と同じ高さにしてあるので歩道を自転車で走るとゴトンゴトンである(そんなところを自転車で走る方が悪いと言われるでしょうか自動車道より怖くないので走らせていただく事がある)。車椅子など大変であろう。
 私はスウェーデンの道路を思い出した。同国は歩道の方が広かった。そして、車椅子も通れるように平らであった。車より人が優先の道路であった。人が尊重される社会なので、こんな道路ができるのではないだろうか。ふと思った。

3. 虫垂炎の原因は屎尿を肥料とする生活?

 この記事を書いているとき松本歯科大学の新聞の記事が目に入った。そこに同校の笠原先生が佐久総合病院の故若月俊一先生について書かれた記事があった。「若月先生は「来る日も来る日も盲腸の手術をしたが、患者の腸内には数十匹の回虫がうごめくような状況に『この虫垂炎はメスで治すのではなく屎尿を肥料にして虫卵を人間に循環させる生活そのものを変えていこう』と決意した」とあった。私は、屎尿が虫垂炎に関係があるとは全く知りませんでした。虫垂炎は不可抗力なものと思っていました。


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