「美しい日本の歌」の会が21.3.22日にありました。 花岡千春氏のピアノに合わせて声楽家永井和子氏、小泉恵子氏が歌いました。花岡氏は次のような話をされました。「黒船の軍楽隊の音楽を聞き、日本人は驚きました。当時日本には祭のお囃子ぐらいしかなかったといいます。明治になり、政府は唱歌教育を取り入れましたが、最初唱歌は外国の曲に歌詞をつけて歌われました。又、唱歌教育は道徳教育だったとも言われています。故郷の空、埴生の宿がそれに当たります。その後日本人も曲を作るようになりました。「朧月夜、春の小川、夏はきぬ」はその時に作られましたが文部省の公募でしたので作者は不明です。文部省の公募に滝廉太郎の曲が多く採用されていました。滝廉太郎の曲に花、荒城の月など名作があります」など多くのことを語られました。多くの曲を歌ってくださいました。又、間に二台のピアノによる演奏がありました。それは又、素晴らしい調べでした。 以前、私は花岡氏のピアノを一度聞き、すっかり魅了されてしまいました。今度も楽しみにしていました。5月にリサイタルがあるようですので時間が許しましたら行きたいと思います。
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