松本市国道158号整備促進議員連盟では21年2月3日長野県議会議長と長野県建設部長、ならびに国土交通省関東地方整備局長野国道事務所長に国道158号の整備促進について要望しました。 私も国道158号の運転は嫌だと思います。まあ、それは個人的なことですが、松本市の行政に議員として関わるようになり「158号は早く何とかしなければ」と思うようになりました。かつて上高地は松本市が入り口でした。しかし、今やそれが逆転し観光バスの60%は岐阜県から入るようになっているからです。やはり松本市から入ってほしいと思います。何かあせりのようなものを感じます。そんなわけで要望に参加しました。
副議長は「県議会としても皆様と同じ思いなので一生懸命取組みます」と言われました。長野県の建設部長は「本当にその気になっている人がいれば出来るのかと思いました」といわれ次のようなことを話されました。「すごい事件がありました。20.11.19日金子国土交通大臣と村井知事(菅谷松本市長同席)が面会した時、大臣が道路局長と担当地方整備局長を呼び、長年の懸案となっている国道158号の奈川渡ダム周辺について詳細な調査を進め平成22年度から整備に着手する方針が示されるなど、大きな進展がありました」と話されました。同建設部長は続けて「158号線は関東地区のはずれのため『皆様の支援が必要』とも言われました。 国土交通省関東地方整備局長野国道事務所長は「故郷のためにチャンスのあることは幸運です。知事も長年の懸案であることは承知しています。19年度に158号の整備促進関係団体はDVDをつくり要望しました。金子大臣は、それを見て、突如『これは良い。説得力がある』と拍手しました。市長も何回も陳情に行っています。それが今回のバックボーンにありました。長年の懸案であるので、しっかり受け止めていきたい。局もヘリコプターで上空から見ています。局からヘリコプターがくることは滅多にありません。今回は中部縦貫道というより『地域の声に答えていきたい』ということです」との趣旨の挨拶をされました。 議員から『岐阜の方が整備が進んでいる。結束固めてゆきたい。バスも大型化している。運転手が上高地に行くことを嫌がる。長野オリンピック以後は何もされていない」などの発言がされました。所長は「新技術を使い、具体的スケジュールを組んでやっていきたい」と言われました。 金子大臣は高山市の出身。高山市を視察した時、玄関に建設大臣就任をお祝いする看板が掲げられていたのを思い出します。「東京から帰るとき金子大臣は158号で帰ります。そのため158号のことを熟知しておられるのです」と関係者が話して下さいました。21.2.3記
|